東京シーズの実績紹介

水処理の水質浄化/ファインバブル発生ノズルの開発と多分野への応用効果

**ファインバブルとは?

微細気泡が引き起こす特異な水中現象**

水中における気泡は、小さくなるほど内部圧力が上昇し、周囲の水による表面張力の影響を強く受けます。そのため、60μm未満のファインバブルは、時間の経過とともに急速な収縮・粉砕が発生します。

  • 例:105μmの気泡は185秒後も残存
  • 60μm未満の気泡は、より高速で粉砕・収縮
  • 粉砕時には気泡内のガスが水中に溶解
  • その結果、水の表面張力が変化し、溶存ガス濃度が向上する特性がある

このような微細気泡の特性は、水産・農業・洗浄・浄化など多様な分野で応用が進んでいます。

導入効果(実績)

■ 水産養殖への導入

  • 生存率の改善
  • 成長速度の向上
  • 養殖サイクルの短縮
  • 結果として収穫量の増加に貢献

微細気泡が水中の溶存酸素量を高めることで、魚介類の健康維持と成長に好影響を与えた事例が多数あります。

■ 洗浄工程での効果向上

ファインバブルが汚れに細かく入り込み、

  • 洗浄効率の向上
  • 洗剤使用量の削減
  • 作業時間短縮
    といった結果が得られています。
ファインバブル水槽でウナギ本来の動きが良好。 餌の摂取量増加と粘膜の正常化(病気になりにくい)
廃水処理産業向け廃水色度試験

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