地球上には、約10の30乗個の細菌が存在すると言われています。細菌は目には見えない存在ですが、重量換算すると全人類の約1000倍になると推測され、地球上で圧倒的な存在である事が分かります。
彼らが取り巻く環境の中で我々人類やその他の動物達は生かされているという事を考えると地球の主人公は微生物であり、かれらの活動の中心には完全な物質循環が存在する。
取り入れた物質を分解してエネルギー転換し、代謝物として排出し、そしてまたそれを他の生き物がエネルギー源として活用している。地球との共生は物質循環を意識した人間社会の仕組みをを根本から考え直す事から始まる。我々企業活動の経営や設計思想の中に物質循環を忘れてはならない。
